金沢に一泊することになった。今回はデジカメ写真なし・携帯写真なしだ。なんせ、お葬式だったし。 ちょうど金沢には、兄の結婚式いらいのことだ。それまでは、一番行ったことのあるところでもある。
とりあえず、駆けつけるが、父と一緒だし、お風呂がゆっくりの方がいいし、駅近くだといいし、しかし、ほぼ、寝るだけだし、 あんまり高いのもどうか?とねっとでしらべて、じゃらんポイントを使って、金沢マンテンホテルというホテルに一泊した。 部屋は狭いが、ベッドは広めで、何より、大浴場と、露天風呂だ。しんどいなかでも疲れはのこしたくない。 そのうえ、ネットまでし放題だった。これは、最低限でおさえておいた。 雪は道には残っていた。電車は当たり前のように、ダイヤを遅らしていたが、仕方ない。今年の雪はすごいし、動いているだけでも良かった 何より今回は、お葬式にいったのですが、今でも信じられない。 朝まで、話していた方が、夜には亡くなってしまった。 当直明けのお医者さん、手術もこなしていたというのに・・・・ 訃報を聴いて駆けつけた人もおおい・・・・ 花も、弔電もあんなにおおいのは、初めてだ。 すごい人だけれど、聞けば聞くほど、死ぬには惜しい、仙人のひとのようだ。 職場でも家庭でも地域でも・・・・ 心の準備をさせずに行ったのは、優しさではないかとまで思ってしまう。 職場関係のえらいさんまで、ほんとうに親交があり、ふかいつながりのようで、涙ながらの弔辞だった。あの年齢の方が、感情を出してよまれるお葬式も初めてだった。 弟さんも、「兄は悔いのない一生だったとおもいます」と言ってはった。残念すぎるけれど、そういって見送った。 奥さんのことばは、「一度、主人に叱られてみたかった」というほど、家庭でもやさしい夫だったようだ。どんなに忙しいときも、呼び出されると、職場にいかれたという。嫌な顔をみたことがないという。 それでも、人は死んでしまう。それも突然に。 そういう人の周りには、そういう穏やかな人が集まる。ご親戚もとても、のほほんとした、雰囲気がする。(うちだけが、まったくちがうのですよね・・・・) |
2006年