--「個人情報保護規定に基づく取り扱いについて」--

先週、ボランティアをしている関係で、大阪府社会福祉協議会の研修会に参加させていただきました。内容をそのまま書くのはだめなので、私でも理解できたことや、あ〜〜、そうかと思ったことを書こうと思います。すでに、資料をみないと思い出せない状態にあるので、記憶というか、記録がてら・・・。確かにむずかしい・ややこしいですけど、知らないではすまないですって、感じですもの。2005/05/29 (日)

私の記憶の中にも残った、わかりやすい話
  • 「個人情報保護法」以前にできたが、この4月から完全施行となった。
  • 処罰の対象となる事業者とは5000人以上のデータベースを持つ者となる。
  • しかし、福祉や、医療や介護など、仕事などにより、知りえた情報は貴重なので、たとえ、5000人以下でも、大事にしないといけない。
  • 個人情報とは、個人にまつわるすべてのもの。名前・住所・生年月日・病歴。例え、匿名やイニシャルであったとしてもその個人が特定されるなら、個人情報とされることもある。
  • いろいろと訴えが起こっている
    • yahooで、データが何万件も流出した。ひとりあたり、500円分ののお詫びを送ったが、34億払ったともいわれる。手数料や送料もかかるとその倍もかもしれない。管理の手抜きで、会社として大きな損害をこうむることとなる。内部からデータが流れたともいわれるので、「情報を持っている意識や、情報の取り扱いのハードやソフト面とも、力を入れることが大事」それで、億とはかからないのだから。
    • 宇治市での、個人情報・住民基本台帳が流出したことで市民が裁判を起こして、結果一人あたり、1万5千円の慰謝料と裁判費用をもらったらしい。3人だったので、4万5千円の話だけど、市民全員が訴訟を起こしていたら、これまた、10億以上の支払いをすることになる。
    • 管理がずさんだった阪大医学部やら、過敏すぎる、最近のJR西日本の対応。ずさんも、過敏もいけない。
    • みちのく銀行でのデータ流出は131万人分のデータとなる。パソコンなどIT管理となると、その人数も膨大な被害となり、一度でると、どうしようもなくなる。これは、報告をしていた、管理方法と違う手抜きをしていたことで、勧告をだされたらしい。約束を作っても守り続けること、意識し続けることが大事。データにかかわるものすべての教育の大きさを痛感する。
個人情報を知ることのメリット
  • その人の受けたいサービスを与えることが、できる。
  • そのデータを共有すれば、組織の誰が対応してもサービスを与えることができる。
  • 本人の同意の上に利用されれば、個人情報は大事。
個人情報にまつまる不安
  • 目的以外に使われる(ダイレクトメール・名簿の売り買い)
  • 第三者に知られる(例え、使われなくても不愉快であり、精神的苦痛がある)
有効に個人情報を扱うために
  • 個人情報を得るときに、使用目的を、明示する。それ以外にはつかわない。
  • 知りえたデータを扱うものの教育、データそのものの管理体制を作る。
  • 知りえるもの・会社のしっかりしたモラルの確立。(流出したら、賠償・損害は覚悟)

参考になるサイト

お勧めサイト URL
首相官邸 http://www.kantei.go.jp/jp/it/privacy/houseika/hourituan/030307houan.html
□個人情報の保護に関する法律(平成十五年法律第五十七号)
内閣府 http://www5.cao.go.jp/seikatsu/kojin/index.html
各種法律のってます
大阪府 http://www.pref.osaka.jp/fukushiseisaku/kojinjohohogo/kitei.html
個人情報保護規程の参考例がwordなどで乗っているのは便利です
大阪府社会福祉協議会 http://www.osakafusyakyo.or.jp/privacy/privacy.html
ここの研修会に参加しました。
西早稲田教育研究所 http://www.wie.co.jp/etc/security.htm
図などもありわかりやすいです。

結局あたりまえのこと(感想)